20人それぞれの作品たちです。
『断片』大西 彩耶恵
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記憶をくぐり抜け、今を感じたい
『ありがたい』戸塚 直子
『DEAR』大石 健
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もう逢えなくなったヒトへ贈りたいメッセージ
『ふれていたい』逸見 明日香***
触れていたい、 触れて痛い
『けったいな具』なかがわ えりこ
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【けったい】関西弁で、『変な・奇妙な』の意
表と裏がわかんない人
近すぎる人
守りのかたい人あなたの周りの人も
わたしの周りの人も
あなた自身だって わたし自身だって
けったいな素材でできちゃっている
『得体』シンカイアキコ
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まわりには見なくちゃいけないものが多すぎて、
見なくてもいいものを見すぎている気がする
世界で - わたしの目の前の - いちばん特殊でおそろしくて
美しいものは、
自分自身だとおもう
『リリィーのマジカルワールド
にくたいの悪魔と赤い夢』河野裕麻
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他意・ふたごころ
私は基本的に人の話を聞いていない。
自分が知りたいと思って、相手に質問した回答でさえ、聞いていないことが多々あります。
それは、一瞬にして自分の世界に浸っているからです。
今回はその世界をごく一部ですが表現してみました。
『溶ける』 金 民壽
『対』 奥谷詩織
『衰退』 押野せいほ
『フトミル』 竹中昌夫
『ちっちゃな なつ』 内田千尋
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「夏」の中にいくつ「夏」があるのだろう。
「小さな夏」が集まって「夏」になるのだ。
私が見つけた「小さな夏」はどれもキラキラしていて、眩しくて、
ちょっと切なかった。
『あつめたい』 黒田実里***
くっつきたい。うごきたい。
つながりたい。ふんばりたい。色々したい。
それが今したい。
『泰三氏の肖像』井上佳奈
『体』原田睦
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魂の入れ物である体。魂を生み出す体。魂を育てる体。女の体。
『絆』松永未樹
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人と人との絆をテーマに写真を撮っています。
様々な絆のなかで親子の絆を今撮っています。
デジタルではなくモノクロで表現したのは
ゆっくり時間をかけて自分の作品に対峙し、
自分の被写体に対する想いを見つめなおしたかったからです。
『なりたい』藤川彩紗
『97%』安井ももよ
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私は撮るという行為において、既存の概念を忘れたかった。
人間が生きている間に使うことの出来る脳は全体の3%だと言われています。
その3%こそが自我意識であり、私は出来る限り自我を介入させないように撮りたかったのです。
そしてセルフタイマー、ノーファインダーを用いて
時間や空間を全くコントロール出来ない条件で2千枚以上の撮影を試みました。
『Fly!』金吉杏沙
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とても小さかったのに、
それでもあなたは大きくなるために一生懸命だった。
そんなあなたが今、あの憧れの大空へ飛び立った。
そうだ、私だって飛べるはずなんだ。ありがとう。
『知りたい』藤井由依***
知りたいという気持ち。
知られたくないという気持ち。
どんな顔して君を見ればいいのだろう。
知ってほしい事はたくさんある気がするのに目の奥を、心を、君にみせるのが怖い。
それでもやっぱり知りたい、知ってほしいと望んでいます。
以上20点がギャラリーにならびました◎